2019/11/17 20:22
ご存知でしょうか。
日本は世界3位の森林面積率を持ち、温帯林の中で最も森林生態系を誇っています。
日本人は遥か昔から、植物と共に暮らしてきました。木々から家を造り、自然の恵みを受けながら生活してきました。
たとえば、檜。シロアリが食べない木であり、水に強く、腐りにくい木として知られています。檜の持つ抗菌作用を利用して、まな板や料理やのカウンターに檜が使われています。伊勢神宮の御社もひのきが使われています。
もう一つ例を挙げるとクロモジ。クロモジにはリナロールという成分を多く含んでおり、鎮静、心身をリラックスさせます。
クロモジの木は、茶道の世界では欠かせないものでした。お茶の席で、和菓子に添える爪楊枝がクロモジの小枝で作られていました。
かの有名な千利休はクロモジの爪楊枝を愛用してきましたが、クロモジに精神を落ち着かせる効果があることを知っていたのでしょうか。
アロマといえば、西洋のイメージがありますが、日本独自の植物にも、西洋の植物には負けないものなのです。
日本人は古代より、知らず知らずのうちに植物の力を活用してきました。香においても、西洋では香りはハーブやアロマ、香水として歴史を作ってきましたが、日本では線香や灸という姿で伝わってきています。実は香も日本人、いえ、人間にとって欠かせないものなのです。
今、日本の森林の活用が見直されてきています。
日本の植物から生まれた和精油は、日本人になじみ深い、そしてどこか懐かしさを感じさせてくれます。
「和の精油 アロマの森 JEWEL」では、日本の植物から作られた精油たちを集めました。
西洋の精油とはまた違った魅力を持つ和精油たち。使い方は一緒です。
芳香浴、キャリアオイルに混ぜてトリートメント。お風呂に入れたり、クラフトを作ったり…♪
是非、日本の植物の優しい香をお試しください。
下記サイトでクラフト教室のご案内もしています。
アロマクラフトスクール JEWEL CASKET